2020年11月11日水曜日

マーカー作成!


どうも、さわっちです!
またまた前回の自分の番のブログ更新から早2年…本当にレアキャラになってますね。
世間的には色々ありましたが元気にしてます!


さて、ちょこちょこ案件と案件の隙間に空いた時間ができるようになったので
自宅でマーカーの作成をしてます。
イブキでは人に付けるマーカーは手作りの物を使っています。
今まではまとまった時間がある時にしか作れなかったのですが、
自宅作業だとすぐ横に材料を置いておけるのでちょっとした時間に出来るようになり
作るのが捗りますね。
今回はそんなマーカーの作り方を紹介します!

まずスポンジに短冊状に切った反射シートを貼ります。
中がスポンジなので倒れ演技などした時でも痛くない!

反射シートを貼り終えた後はベルクロに瞬間接着剤を使ってスポンジを貼ります。
大体ここで指やカッターマットに瞬間接着剤が付いててんやわんやします。

1日くらい乾かして完成です!
大体一日中集中して作っても演者一人分に必要な数まではいかないので
日々ちまちま数を稼いでます。


綺麗なマーカーで撮影するとより良いデータが撮れるので
定期的に新品マーカーに入れ替えが発生します。
後はダンスやアクション系を取った後だと傷や接着部分が剥がれたりなどすることが
多いのでその時にも入れ替えたりします。
新品マーカーが沢山あるに越したことはないのでテレワークのおかげで
作る機会が増えたのはありがたいですね!
それでは、今回はここまで。
さわっちでした~

2020年11月6日金曜日

【Vtuberの作り方!】 その③



お疲れ様です はっちゃんです


お久しぶりの【Vtuberの作り方!】第3弾!

今回は前回お伝えしたVtuberを作るための3つの要素

①Bodyトラッキングについて掘り下げてご紹介!


モーションキャプチャーには【光学式】【ジャイロセンサー式】等等いろいろな種類のシステムがありますが

「柊うるめ」で使用している【光学式】でのお話です


モジモジくんスーツ(MCスーツ)を着て体に50個の

マーカーセンサーを装着し、体の表面の動きを計測し

そのマーカーの動きから演者の骨格(skeleton)の動きを

計算して、その動きをCGモデルの骨格へ流し込み

キャラクターを動かします。


例えばUnityのモデルをリアルタイムに動かしてライブ配信

①マーカーデータの3次元データ化

②マーカーデータのID付け(ラベリング)

③骨格の動きを作成(Solving)

④SolvingデータをUnityへストリーミング

⑤Unity上でSDK(スクリプト)を使用してCGモデルへSolving データを流し込む

⑥Unityの演算処理を使用して服・髪の毛等の揺れものを計算

⑦リアルタイムレンダリングを行う

⑧OBS等へ映像を読み込みライブ配信


上記をリアルタイムに行っています・・・

なので上記工程の中で一つでも不具合が起きると事故ります!


ちなみに、「柊うるめ」自転車動画では

自転車の前輪・後輪・本体・ハンドル それぞれにマーカーを

いくつか付けて動きをトラッキングしています


あまり掘り下げられていないような気もしますが・・・

今回はここまで!


ではまた!



2020年10月26日月曜日

ハンドグローブ検証

 お疲れ様です。miyamotoです。


まだまだコロナで大変ですが、お仕事をしつつも機材周りの更新をしたりなど

スタジオは稼働しています。

先日は、ハンドグローブ機材のデモでの検証を行いました。


指周りの動きを撮る際、5本の動きを正確に撮影するのにマーカーが向いていないので

センサー方式のハンドグローブで補えないかということで、前々から検討していました。

(画像は以前からスタジオにあったグローブでの検証画像です)


今回はPrime2の検証でしたが、前シリーズよりもより精度が上がり

指の開き具合などの細かな動きが撮れるようになっているのが印象的でした。


マーカーでの撮影時と違いデータの欠損の心配もないので

ダンス等の細かな指の撮影が必要な案件等で使えるのではないかと思います。


以上、miyamotoでした。

2020年4月22日水曜日

新型コロナウイルス感染症に勝つために

お疲れ様です
はっちゃんです


新型コロナウイルス感染症の爆発的な流行に伴い
CG業界にもその影響が出始めており
テレワークでの作業環境がスタジオイブキのあるグリオグルーヴでも進められて
現在、ほとんどのスタッフが自宅で作業を行っています

モーションキャプチャー収録の現場に関しては
テレワークを行える業務ではないため
感染がおこらないよう対策をしています。